【レポート】雲南コミュニティキャンパスCamp2024(前期)を開催しました!

令和6年6月22日(土)~23(日)に雲南コミュニティキャンパス(以下、U.C.C)のスタートアップイベント「雲南コミュニティキャンパスCamp2024」を開催しました!今回のイベントには県内外から計16名の学生にご参加いただきました。

雲南コミュニティキャンパス(U.C.C)とは

U.C.Cでは、日本の25年先をいく課題解決先進地である雲南市を学びのキャンパスに、大学生が地域の課題や魅力に触れ、自分なりの挑戦を形にしていくことを通じて未来の担い手になっていくことを目指しています。課題解決先進地"雲南"をみて・きいて・感じ・学ぶ体験と交流を通し、今年「やってみたい!」と思える本気のチャレンジの第一歩を踏み出すためのプログラムです。

DAY1 AM:自分を深めるワーク

今回の合宿は雲南市役所からスタート。自己紹介、気持ちをほぐすアイスブレイクの後は、自分自身と向き合うワークをおこないました。自分はどんな人間なのか、どんなことに興味があるのか、大切なことは何か、ワークを通して、自分自身を掘り下げ、仲間と共有し合い、さらに自分自身を深めていきました。

DAY1 PM:チャレンジを生み出すワーク~雲南フィールドワーク

お昼を食べた後は再度ワークをこなし、いよいよ雲南市のチャレンジ最前線にふれるべくフィールドワークへ出発!

大東コース:社会福祉法人あおぞら福祉会、久野地区振興会、里の木兎

まずはカルチャーセンターあおぞらを訪問し、あおぞら福祉会の事業内容や福祉のリアルについてお話をうかがったのち、古民家を改装して作られた施設を実際に見学させていただきました。利用者の皆さんから歓迎いただき、短いながらも家屋の歴史や特色について話が及ぶ楽しい交流の時間を急遽設けていただきました。
そのあとは久野交流センターを訪れ、久野地区振興会の取り組みや若い世代だけで取り組まれている「若志会」(わけしかい)についても話を伺いました。若い世代が積極的に地域を盛り上げている姿は大きな刺激となったようです。最後はかみくの桃源郷の管理業務などをされている里の木兎(さとのみみずく)を訪問。大雨で残念ながら施設見学はできなかったのですが、こちらも地域を盛り上げようとする若い世代の地域チャレンジの現場に触れ、自身が思い描くチャレンジに大きな影響を与えたようです。

木次コース:三新塔あきば協議会、たすき株式会社、一般社団法人エンター

まずは三新塔交流センターで三新塔あきば協議会から地域の課題「空き家問題」についてお話を伺いました。
空き家の実態や対応の難しさ、実際に取り組まれている内容についてご説明いただき、よりリアルに課題を理解できたようです。
続いて、空き家再生などにも力を入れている木次駅前商店街の隣接して建ち並ぶ家々を眺めながら木次の通りを歩き、実際に空き家を改装して作られたオトナリを訪れました。空き家を活用しコアワーキングスペースを運営されているたすき株式会社より空き家活用の実態と可能性についてお話を伺いました。
最後はピコテラスを訪れ、地域で最先端のIT教育に取り組むまれている内容や、地域のデジタル格差の課題について学びました。
地域課題の難しさと可能性の両方のに触れることができ、自身の取り組みにも大いに参考になったようです。

吉田コース:なちゅらる田井、地元大学生の挑戦、Misfits Japan合同会社

善福寺に場所をお借りして、まずは吉田町田井地域の若手組織「なちゅらる田井」から田井地区、および、なちゅらる田井の活動について伺いました。さらに、なちゅらる田井の影響を受けて地域活動に興味を持った田井の学生の取り組みについて、スタッフから代理でご説明させていただきました。スペチャレジュニアで作成した地域紹介ムービー、そして、大学生になっても田井地区を発信する熱い思いに、参加した学生たちの共感も高く大いに刺激になったようでした。そのあとは、生マッコリ醸造所のオモナヤンジョへ。生マッコリ、お酒の飲めない学生には「シッケ」を振舞っていただきながら、韓国人が国産米100%の生マッコリ醸造場を雲南市でスタートするに至った話や、チャレンジに対する熱い思いについて食い入るように話を聞き入っていました。

DAY1 Night:雲南大縁会

夜は合宿恒例、雲南市のチャレンジャーと語り合う「雲南大縁会」を開催しました!
入間交流センターにお願いして地域の方々に作っていただいたお食事は、地域の食材をふんだんに使われた手の込んだお料理が食べきれないほどならび、学生もゲストもスタッフも大満足でした。お招きした7名のゲストとご馳走をいただきながら、夜が更けるまでゲストのチャレンジの話を聞いたり、学生が自身の想いについて語ったり、どのテーブルでも時間いっぱい熱い会話が飛び交っていました。

DAY2 AM:アクションプラン作成

2日目はいよいよアクションプランの作成です。1日目で得た学びや気づきを生かし、自身の「やりたいこと」をアクションプランとして形作りプレゼンテーションを行います。体育館のなか、それぞれが思い思いの場所に座り、構想を練り悩み、仲間に相談したり、スタッフに相談したりしながらプレゼンテーションを作り上げていきました。

DAY2 PM:アクションプラン発表会

午後は合宿の集大成、アクションプラン発表会です。
2グループにわかれ車座になり、アクションプランを発表しました。2日間の学びがしっかり練りこまれたアクションプランはどの学生も素晴らしい出来栄えでした。二日間を通し、終始貪欲に学びとろうとする学生たちの姿に、身が引き締まる思いのしたスタッフでした。

参加した学生からは

「1泊2日という短い時間ではありましたが、あっという間に過ぎ、1泊2日だったとは思えないほど多くの人とかかわり、多くのことを肌身で感じ学ぶことができました」
「学びがあったのは勿論何よりも楽しいイベントでした。また、雲南が魅力的な地域と知ることができ、好きになりました。本当にありがとうございました。」

などなど、熱いコメントをたくさんいただきました!
雲南コミュニティキャンパスCampは冬も開催予定です!ぜひumiの最新情報をチェックしてください!